我がクラブは1959年に当時の区域限界を持って「和歌山東ロータリークラブ」と命名され誕生し、その後60年以上にわたって地域に貢献すべく活動してきました。
 我々はこの歴史と名称に誇りを持ち、和歌山東ロータリークラブが今後も地域に貢献できるクラブであるよう活動します。
 クラブの歴史を大切にし、現役の会員のみならずOB会員にも敬意を払い、クラブの良き伝統を引き継いでいきます。

 会員の増強の為に、人格及び名声を有する素晴らしい人物を探し、創立70周年までに会員数70名以上を目標とします。現在クラブに在籍していない職業分類にも幅を広げ、会員相互の交流が盛んな活気あるクラブを目指します。
 また、ロータリーの意義や目的を理解して活動できるように、クラブ研修委員会およびクラブ研修リーダーを設置することも望まれます。入会歴の浅い会員が、地区や分区の事業に積極的に参加できるような仕組みづくりも大切です。同時に様々な工夫で退会防止にも努めていかなければなりません。

 常に快適な空間、美味しい食事がある例会場を確保していくことは、例会を充実させるだけでなく新規会員の獲得にも有利になります。
 例会の内容も大切です。外部講師、会員卓話をバランスよく織り交ぜて、来てタメになる例会、会員同士の相互理解が深まる例会を続けましょう。
 親睦活動の活性化もクラブの一体感を増す効果があります。ゴルフ会のみならず、以前行われていたボウリング・麻雀大会の復活や、グルメ会なども楽しいのではないでしょうか。
 また、安定したクラブ運営のため、事務局員が安心して働くことができる環境づくりにも配慮していきましょう。

 従来から続く“こばと学園”への奉仕事業は、今や我がクラブにとって活動の中心となっており、今後も継続して行うべき事業です。子供たちとの交流は、我々自身も学ぶことが多く、貴重な体験を得ることができます。それに加えて、新しい奉仕事業に取り組むことも大切です。委員会で活発な意見交換を行い、新たな事業を立案し、実践に移していきましょう。
 我々は、これまでロータリー財団・米山記念奨学会への寄付を続けています。ロータリー財団の基金を積極的に活用すれば、さらにインパクトのある奉仕活動ができます。
 コロナ禍の中、国際奉仕事業が行い難い現状ですが、国際奉仕事業は強化したいポイントです。最近は和歌山にも外国人実習生のように日本で学び働く在留外国人も増えています。彼らが日本で暮らしていく上で、楽しい思い出作りや心の癒しに繋がるような奉仕活動も新しいスタイルの国際奉仕事業になっています。

 私たちの奉仕事業への取り組みを社会に発信し、公共イメージを向上させていくことは、会員増強にもつながります。クラブで実施した事業を公開するなど、ホームページの内容を充実させ、クラブの魅力を広くわかりやすく発信していきましょう。

 そして、我がクラブの活動を「意義ある奉仕賞」など地区の褒賞部門にエントリーすることでも、会員の意識を高めていくことができるのではないでしょうか。

 以上をもとに、クラブ戦略計画案を策定します。

  1. こばと学園への継続支援、新規奉仕事業の立案と実践
  2. ロータリー財団の基金活用と地区褒賞部門へのエントリー
  3. 創立70周年までに会員数を70名以上に増強する
  4. 職業分類を積極的に拡大する
  5. 退会防止の工夫とクラブ研修委員会の設置
  6. 快適な空間、美味しい食事、バランスの良い卓話のある例会運営の継続
  7. 積極的な委員会の開催
  8. クラブの公共イメージ向上とホームページの充実
  9. 年間3つ以上のクラブ親睦活動の実施